車で家電製品を使えたらいいなーって思うことありませんか?
キャンピングカーに乗っていなくても私自身は感じたことがけっこうあります。
車中泊の際にドライヤー使えたらいいなーとかパソコン充電しながら使いたいなーとか。
車に元々100Vコンセント付いている車種も中にはありますが大方の車は付いていないですよね。
仮に100Vコンセント付いていても100wまでの使用制限があったりするので、パソコン程度なら大丈夫ですがドライヤーなどの熱を発するものは使用電力は600w~1000wはあるので車両に付いているコンセントでは難しいです。
それではどうやって車の中でドライヤーなども使えるコンセントを増設するかと言うと
選択肢は2つ。
コンセント付きのポータブルバッテリー又はインバーターを搭載する。
今回はポータブルバッテリーの話は置いといて(又今度話しますw)
カーインバーターを使用して電化製品を使える方法をご紹介します。
カーインバーターって何?
カーインバーターはDC(直流電気)からAC(交流電気)へ周波数を変換させる装置のことで、一般的にシガーソケットに差し込んで使用するものが多く発売されています。
またカーインバーターの商品説明には
正弦波?短型波?擬似正弦波?修正正弦波?
というものが必ず記載されています。
カーインバーターを選ぶ際にとても重要なポイントになります!
とりあえず難しい事は置いといて。。。笑
家庭用の電化製品は家電の多くは正弦波に最適化されて作られています!
逆に、スマホの充電・デジカメの充電・ノートパソコンなどの使用のみであれば短形波のカーインバーターでも問題なく動作することが多いです。
擬似正弦波、修正正弦波は短形波を元に正弦波に近い波形を作り出している仕組みになりますので、必ず家電製品が使えるというものではありません。
なのでもしあなたが車中泊などで家電製品を使いたいのならば値段は少し高くなりますが、迷わず正弦波のカーインバーターを選ぶべきでしょう。
カーインバーターの取り付け方法はこちらで紹介しています↓
インバーターって何wまで使えるの?
何wまで使えるかはそのインバーターによって全く異なります。
300wまでのものだったり2000wまで使えるカーインバーターもありますが基本的に使えるw数が大きくなれば値段も比例して高くなるのが現状ですが、自分が車の中で何を使いたいのかによって選択すれば大丈夫だと思います。
でもオススメは大は小を兼ねると言う言葉があるように、自分が使いたい合計のw数より倍ほどのw数を選ぶことをオススメします。
何を使いたいか?
要はあなたが車の中で何を使いたいかで決まります。
例に以下は各家電製品の目安となる消費電力(w数)になりますので参考にしてみてください。
- スマホの充電 10~20w
- パソコンの充電 50~100w
- 電気毛布 30w~100w
- 最新32型液晶テレビ 125w
- ホットカーペット 400~600w
- ドライヤー 600w~1200w
- 電子レンジ 1000w~1300w
- IH調理器 400w~2000w
家電製品といっても選ぶものによって全然消費電力が違うことがわかりますね。
もし上記の各家電製品の消費電力を見てホットカーペットまでの使用範囲で済みそうな場合は、サブバッテリーではなく、ポータブルバッテリーでも十分な可能性はありますので、サブバッテリーとポータブルバッテリーの両方を視野に考えて比べてみるのも良いと思います^^
オススメ
私たちは結局車内での安全を第一にIHを使うことにしたので 2000wまで対応しているLVYUANの正弦波インバーターにしました。日本製ではありませんが 、IHや電子レンジも特に問題なく使えています。
付属の配線では少し細く不安があったので、バッテリーの並列接続にも使われるオンリースタイルさんの並列接続用の 太さ38SQのケーブル を別途購入し、サブバッテリー⇄インバーターで取り付けました。
使用目的にあった配線にプラス余裕を持って選ばないと最悪配線が燃えて車両火災にもなり兼ねませんのでなるべく配線は太い物へと交換を是非オススメします!
まとめ
如何でしたでしょうか?
以外にも家電製品と一口に言っても使用電力はバラバラです。
私たちは車中泊の際に安全を考慮してガスではなくIHでなるべく調理することを心がけていますので、必然と正弦波のカーインバーターは出力の大きなものを選ぶことになりました。
同じように車中泊メインでカーインバーターを検討中の場合はなるべく出力の大きなものを選ぶようにすると後悔しませんよ。
車中泊がメインではない場合は1000w程度のものを購入しておけばまず困ることはないと思います。
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