Enernova ETAを実際に使用してみました。
Enernova ってどんな会社?
【Enernova 】
2021年に設立されたブランド。
「エネル」はエネルギーを意味し、「ノヴァ」はラテン語で「新しい」や「若い」を意味する。
【ETAモデルラインナップ】
・ETA (288Wh)
・ETA Pro (1050Wh)
・ETA Ultoa (2160Wh)
【Enernova ETAスペック】
※保障期間は5年間
それでは実際に使用してみた正直な感想です。
■外観、重さ
小さくコンパクトです!
重さも4キロと軽く持ち運びも全く苦にならないレベルの重量です。
ワイルドな『ギヤ』という雰囲気でオシャレよりカッコいいといった外観です。
■電池容量と種類
小型なので当たり前ですが電池容量は288Whほどしかありません。
・288Whは100wの製品なら約2.8時間、50wの製品なら約5.7時間、20Wの製品なら14.4時間ほど使える容量です。
使い方次第ではキャンプ、車中泊の補助としてなら問題ない容量です。
電池の種類は、こんなに小型もでるなのに三元系リチウムではなく、安全性の高い高寿命なリン酸鉄リチウムを採用してきているあたりポイント高いです。
■出力
定格出力はなんと600W/瞬間1200W
288Whの容量からすると出力はかなり大きいです。
実際にIHで使用してみた感想は、ちゃんと600W出力でました。
メーカー非推奨ですが定格700W超えても使えてしまいました。笑
この小型なポータブル電源なら出力は申し分ないです。
ただ高出力な機器を使うと容量的にすぐになくなるので、いざという時の保険程度で思っておいた方が良さそうです。
☆その他特筆すべき参考ポイント
■ワイヤレス充電
試しに手持ちのカバー付きのiPhone13Proで試してみましたが、反応は良好ですぐに認識し優秀です。
ただ、ポータブル電源のしっかりとした持ち運びの取っ手が逆に邪魔をしてスマホを置きにくいのが少し残念でした。
■ライト
ライトは読書ライトと海中電灯の2種類ありました。
・読書ライトは4段階で明るさを微調整できキャンプ等で暗闇を照らすにも充分な明るさでした。
・海中電灯は2段階でとても明るい照明でした。読書ライトは近場を明るく照らす感じで海中電灯は直線的に明るく遠くを照射するイメージです。この海中電灯機能はびっくりするほど意外にもとても明るいものでした。本体重量も4キロと軽いのでキャンプや釣りなどにも重宝しそうです。
■スタンバイモード
通常、何も出力がされていないと電池節約の為電源が勝手に落ちるポータブル電源がありますが、このスタンバイモードをONにすると、常時電源が入っている状態になります。
これ意外と便利で、常時電源を落としたくない時にしようすると便利です。
例えば、車載冷蔵庫などを使用する際に、設定の温度に達すると冷蔵庫の出力がされなくなるとったとポータブル電源側が判断し勝手にポータブル電源の電源が落ちてしまうのを防げます。
その他、常時電源を切りたくない時に便利です。
個人的な感想まとめ
小型コンパクトで持ち運びしやすい。
出力は定格600Wと申し分ないがほどほどに。
このサイズ感にリン酸鉄採用、機能面を考慮し2万円台で購入できるならサブ機としてあり。
メイン機でこれだけって人には頼りないが、日帰りキャンプなど使い方しだい。
実際に使用してみた時の動画はこちら↓